2013年6月19日水曜日

女を原付の後ろに乗っけて移動中。目の前に警察官二人プチ検問中。私は少しスピードを落した。
警官は私を見て止めろとジェスチャー。
私は原付を止めてバイクから降りようとすると、警官が片手で制止しながら何か言っている。台湾語だ。台湾語はわからない。警官のもう一方の手は腰のホルスターの少し上に。
女が(やっと)原付から降り、こいつは外国人なので台湾語はわからないと警官に言った。
警官は少し和らいだ感じで中国語で私に身分証明書番号を教えろといった。私がポケットに手を突っ込んで身分証明書を出そうとすると、また緊張した様子で出さなくてイイ出さなくてイイと言う―こっちの連中は身分証明書の番号を暗記している―私は手を止めざる得なかった。
女がすかさずバイクは私の番号で登録してあるからと、警官とやり取りを始めた。
もう一人の警官は何も言わず突っ立っていた。が、彼の右肩に掛かったM16はこう言っていた。
「この角度でトリガーが引かれると5.56mm弾がお前の膝から下をズタズタにするだろうね。」
もう一人が興味が失ったらしく、私にもう行けと言った。もっとスピードを出して走れと付け加えた。

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