2014年7月30日水曜日

 昼飯を食った後に入国管理局へ。母親が偽装結婚を疑われないように大人数で行ったほうがいいだろうというので、三人で入国管理局へ。
 ラオポーは外国人ばっかりだと天然ぶりを発揮させ、母を笑わせながら、受付の番号をとる。約50人まちだ。
 一時間ほど待たされ順番が来る。申請書の不備を何点か指摘され、その場で修正する。最後に通知のはがきの住所を書かせれ、2週間から4週間で結果が出ると言われて終わり。
 ネットでは(行政書士のサイトだが)、滞在資格変更申請は、最近は難しいと書かれていたので少し不安だが結果を待つしかない。といって行政書士に頼むと8万から20万くらいとられるので、冗談ではない。
 明日、名古屋入国管理局に滞在資格変更申請をしにくのでその準備。今、ラオポーは観光ビザなので、それを配偶者ビザに切り替える、手続きをしにいく。
 これがめんどくさい。偽装結婚でない証明のために、色々細かい事を書類にしなければならない。出会ってから結婚までの経緯や、結婚までに何年何月何日に行き来したとか、あとはスナップ写真などの提出も求められる。
 書類を準備をしているうちになんとなく一日が終わった。
 津島市で有名な祭りをやっているというので、母が祭りに行こう。ラオポーは勿論乗り気なので出発。親父が近くの公民館の管理人のバイトの日なので、置いて三人で行く。
 しかし、酷く暑い、暑い。体力が熱に奪われていく、ろうそくにでもなった気分だ。
 ラオポーは流石、台湾人なので夜店をみて、高すぎる!詐欺だ!と騒ぎながら、楽しそうに写真ばかりとっている。夕方くらいについたが、消耗が激しく夜、メインのイベントが始まる前に帰る。ラオポーも楽しみにしてた花火が思いのほかしょぼかったので、文句も言わなかった。

携帯電話

 昼間、携帯電話を買いに行く。正確にはsimカードだが。台湾にいた時からラオポーのネット、電話の環境は話し合ってきた。あんまり金は掛けられないので、出した結論がこれだ。
 ハードはiPad miniにHTCのAndroid携帯電話(私が台湾で使っていたものだ)。HTCの携帯電話にイオンのb-mobileの音声付きのsimを入れる。iPad miniはHTCのディザリングで運用する。スピードは200kbpsのドンガメだが、LINE、メール、Googlemapくらいなら問題ない。
 そして名古屋郊外のイオンへ。ラオポーはこんな何でもないデパートに異常なほど人がいるとずっと笑っている。結構待たされたがすんなり購入し帰宅。
 カードを指すと画面にはドコモの表示、WOW。問題なく電話が掛けれる。APNの設定し、ネット接続とディザリングも問題なし。
 トラブルもなくあっさりいった。海外の携帯好きな人とかは海外旅行のついでに携帯買ってきて、安いsimカードでも刺したほうが自由で良い。海外のはへんな規制がはいってないから着メロをただのMP3のデータとかにできるし、くだらない事で金がかからない。

2014年7月26日土曜日

来日当日

 来日当日、朝 日本時間8時 台湾時間7時。ラオポーに電話、叩き起こす。朝が極端に弱いので、二三度電話し完全に起こす。最後にはキレられる。
 12時発のフライトだが、それまでにインターネットと保険を解約し、空港に移動しなければならない。空港までの移動距離を考えるとかなりカツカツの予定だ。忙しいので電話するなと言われる。飛行機に乗る直前くらいに電話すると間に合ったようだ。
 台湾を12時に出発すると日本につくのは4時ぐらい。それに合わせて母と空港へ、父も行きたがっていたが用事があるのでパス。
 ゲートで待っているがなかなか出てこない。かなり待つ。税関で何かあったのかと訝しんでると、重そうなカートを押しながらラオポーが出てきた。案の定、税関で荷物を全部ひっくり返されたらしい。荷物が異常に多いので色々疑われた、らしい。荷物を詰め込むために靴の中にお茶の葉とか突っ込んでいたので余計疑われたらしい。
 家についてアホみたいな量の荷物を取り敢えず片付ける。
 ラオポーが来日し、親父が一番嬉しがってるように思える。私には妹がいるが、親父との仲は異常に悪い。ここ何年かまともに口も聞いてないだろう。
 ラオポーは自分から私の親と同居したいと言い出すくらいなので、親に対して愛想が良い。天然で明るいので、妹とは全く正反対だ。日本語はろくに喋れないが、口も聞かない娘よりは可愛いのだろう。ラオポー来るので一番広い自分の部屋まで明け渡してくれた。
 とにかくラオポーが日本にやって来た。

2014年7月24日木曜日

来日前夜(深夜)

 明日、いやもう正確には今日の夕方には、(今は深夜2時9分 私が思う一番深い夜の時間帯だ)私の妻が日本にやって来る。今まで妻のことを、昔の習慣でただ”女”と表記していたが、これからは中国語で妻を意味するラオポーと表記することにした。(勘ぐるほどの意味は無いさ)
 7月24日の深夜2時13分をこのような形で迎えるとは、3月25日の自分は予想していなかった。していなかった。
 当初の計画はこうだった、私はラオポーより数ヶ月先に先乗りして、仕事を探してラオポーを迎え入れる準備万端にする、そしてラオポーは台湾の一切合切を整理して乗り込んでくる。まさか仕事が見つかっていないとは予想外だった。どうもこの数ヶ月運に見放されたようだ。来て直ぐに仕事を紹介してもらったのだが、断らざるをえない状況に陥っていしまった。タイミングが合わなかった。としか言い様がない状況だった。 グダグダ言ってもしょうがないので、毎日が日曜日を楽しんでいる状況だ。
 来日を明日に控え、ラオポーは今も荷造り中だ。さっき台湾の飛行機が爆発したというニュースを見て怖いので乗りたくないとで騒いでいたのを、やっとなだめて荷造りを再開させた。
 台湾は今日は台風直撃で、サービス業以外の会社は休みだ。ラオポーは今日、ネットと保険の解約をやる予定だったが出来なかった。結局、出発の朝にヤラざる得ない。だが飛行機のフライト時間は12時00分。
 間に合うのかと聞いたら、間に合わなくても間に合うと訳の分からない回答が帰ってきただけだった。まぁ無事間に合うことを祈ろう。
 深夜2時37分 そろそろ3時が近づいて来た。3時には朝の気配がある。もうそろそろ眠るとしよう。明日の朝にはラオポーを叩き起こさなければならないだろう。