2014年1月27日月曜日

友達の子供が集中治療室に運び込まれたと連絡があったのは数日前。休みなのでお見舞いに行くことになった。
その子供は―4歳になるが―未熟児で生まれて、ずっと体が弱い。白くて小さくて、やわい。真夏にあった時も真っ白だった。外で遊んでないようだし、私はこのガキを見るたびにこのまま行けば不健康なまま大人になり50歳くらいで死ぬんだろうと思い、可哀想になる。
そして今は、日に三回しかお見舞いに入れない集中治療室で、口と尿道にチューブを突っ込まれて、喋ることもできずにいる。原因は検査中だ。
女が喋ってとかすかに頷く、女がオジサンも来てくれたよ、嬉しいと聞く。私のこのガキと少しだけ遊んでやったことがあるくらいで、全然仲も良くないので、心の中で舌打ちした。案の定、ガキは頷きもしなかった。

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