2014年8月3日日曜日

 うちの両親は大分変わっている。かなりの放任主義で、生き方に口を出されたことはほぼない。
 なので今回の同居に関しても、一般的な嫁姑問題の発生は心配していなかった。余程の事がないかぎり母がラオポーがどうのこうと口を出すことはないだろう。
 だが、同時に母がラオポーのことをどう思っているかも分からない。全く何も口を出さないので、実際のところ気に入っているかどうかもわからない。親父はこの天然で明るい娘を気に入っている。気に入っている。
 ラオポーは保守的で厳しい台湾人の家庭で育ったので、親という存在に対して、かなり敬意を持っている。両親が外から帰っくると必ずお茶か水をサッと出し、私がぞんざいな口のきき方をすると、意味もわかないのに私を礼儀知らずと叩く。
 うちの家庭は数年前から、留学生をホームステイさせているので、外国人が家の中にいることはなれている。ラオポーは見た目もだいぶ若く、性格も天然で子供っぽいので、両親的には留学生がいるような感覚なのかもしれないが。
 とにかく、ラオポーはこの家に馴染んでいる。

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