2014年8月8日金曜日

言語を学ぶ

 ラオポーは基本的に毎日やることがない。やらなければならない事は日本語を勉強して一刻もはやく日常生活に支障がない程度のレベルになることだが、ほとんど勉強してない。
 毎日、私が勉強しろとしつこく言わないとやらない。あとでやる、今は忙しい、暑いから、昼寝してから、くだらない言い訳だけが次から次へと出てくる。まったく母親になった気分だ。
 今日も午前中何もしてないので、昼飯を食ったあとソファーに寝転がっているラオポーに勉強しないつもりかと迫ると、30分後にやりまーすと昼寝を始めた。起きたのは夕方だ。
 国際結婚して一方だけが、相手の言語を喋れる夫婦はもう一方の言語は全く成長しない、というのはよく聞く国際結婚あるあるだ。全くこのパターンに陥りそうだ。
 言語というのは必要に迫られないと成長しない。台湾に何年も駐在しているサラリーマンでも日本語ができる秘書がいたりすると、ニーハオくらいしか喋れないという人も実際に多くみた。ラオポーは今24時間通訳が付いているようなものなので、言語を勉強する環境としては最悪だ。
 それで今日はひとつ規則を作った。ラオポーはよく私にあれとってとか、あれをどうしろとかいろいろ頼むのだが、正しい日本語でなければ無視することにした。すると何もかも自分でやりだした。

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