2012年12月28日金曜日

朝起きると東横イン。メシを喰いに行く、昔そこらじゅう出張していた頃に、そこらじゅうの東横インに泊まったがここの朝飯がすこぶるショボかった。これが日本で喰う最後の食事か。
ホテルのバスで羽田へ。女から頼まれていたお土産を買い、ゲートの近くのカフェでホットドックとコーヒーを飲みながら時間を待つ。窓から今日乗る飛行機が見える。EVERお得意のキティちゃん仕様の様子。ウンザリだ。
時間になり飛行機に乗り込むとそこら中、キティちゃんだらけ。隣の若ハゲの兄ちゃんは汗臭い。この最悪の不愉快な空間は、私を感傷に浸らす事もなく2000キロをぶっ飛んで台湾についた。
台湾の松山空港は台北市内にある。街中に着陸する感じが悪くない。
飛行機から開放されると、何時もの空気。台北だ。
ついに来たとため息混じりに、空港を出る。暑い。今日は寒いと聞いていたが、暑い。
長袖のシャツを脱ぎ、Tシャツにジャンバーを羽織地下鉄に乗る。女と待ち合わせの場所駅に行くと、すぐに女が来た。実際に会うのは数カ月ぶりだがSkypeで毎日顔を観てるので、昨日も会った感じですぐに歩き始める。はたから観てると数カ月ぶりにあった恋人同士には見えないだろう。
これから女の実家で暮らす予定なのだが、ここ数日は女が忙しくほとんど家にいないので、数日はホテル泊まる予定だという。
私に気を使って立てた予定だ。余計な金がかかるが、いきなり両親と過ごすのは気が引けるのでその案にのる。
連れて行かれたのは板橋という場所にある安ホテル。年末でまともな所は予約がとれないからと言われる。値段表に休憩の文字があるので普段はラブホなんだろう。値段は900台湾ドル。普段より300は高いだろう。
部屋には窓がないため薄暗い、エアコンもない。(無線LANはあったが)備え付けのソファーの座席は何故か跳ね上がっている。映画館にあるようなタイプのだ、ソファーの足を見てみるとビスで固定する穴が開いている。多分元は映画館にあったんだろう。
近所の食い物屋で、焼きそばやら何やらで適当に飯を済ませると、女は明日の行動の指示をして帰っていった。
私は硬いベッドで眠った。

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