2012年12月10日月曜日

仕事が終わり駅までの帰り道、迷う、髪を切るかどうか。台湾で切ったほうが安く。
だがパスポートを作り直すので写真が必要だ。切ることにする。
美容院に入り髪を洗ってる最中に私の電話が鳴り止まない。一度はスルーしたが、しょうがないのでびちょびちょの頭で電話にでる。
女だった。髪を切ってるのであとでと言ったが、興奮気味で話を聞かない。昨日登録した求職サイトから何か電話連絡があったが日本語だったのでわからないという。取り敢えず帰ってから話を聞くと言って電話を切る。
髪を切り始めると、いつもほとんど会話が続かない美容師の姉さん話しかけてきた。
「さっきの何語ですか?」
そこからどうして喋れるのかとか、社員旅行に台湾が候補になってるので教えてくれとか聞かれ、それなりに会話をした。
かって会話が”弾んだ”美容師は一人しかいない。大抵気を使って一言二言喋って美容師が何故かギブアップするので、私も気を使って、興味の欠片もない(眼鏡がないので)ボヤけた雑誌に夢中なフリをする。
たまにその美容師が他の客と会話が弾んでいるのを横目で見て、軽い衝撃を感じながら、この程度のコミュニケーション能力は身につけたいものだと心底思う。が、でもキャバクラだと普通に途切れることのない会話が続くことを思うと、やはり人間やる気次第かと勇気づけられた。


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