2013年3月3日日曜日

病院から帰ってくる。ここ一週間、腰がひどく痛む。痛む。
病院で止まっている時に変な姿勢ばかりで寝ていたので、それが効いてきたんだろう。
私は元々腰を痛めていてたので、何かキッカケがアレば直ぐにぶり返す。ちょっと前かがみになるだけでも痛い。これはヤバイので女に針に連れてってくれるように頼んだ。
数年前、東京で働いていいた時に肩こりと腰痛が酷い時があった。その時ちょうど台湾に女に会いに行ったのだがその時に、女の実家の近くの針の病院に行ったのだが、一発で治った。
そこの医院長がかなりのもんで、その病院は行列ができてる。
医院長の針の打ち方はちょっと変わっていて、何処が痛かろうが、右手の指の付け根の間に4,5センチの針をぶっ刺す。そしてその針にお灸をさす。
さほど痛くはないのだが、針が神経と神経の間に入ってくる感覚は愉快なものではない。出来れば腰にでも指してくれれば(他の病院では腰にしてくれた)見えなくて痛さも殆ど無いのだが。しかし効果は抜群、折り紙つき。その針治療を受けた後に女にマッサージをしてもらったのだが、いつもなら痛くて悲鳴を上げるのだが、女がどれだけ渾身の力を込めても私は何の痛みも感じなかった。
女と一緒に原付で病院へ。相当待たされやっと治療。
こっちの医者は診察の時に手を握る。手を握れば症状が分かるらしい。医者は何処が痛いのか簡単に質問し、手をちょっと握ってわかったという感じで、私の手にアルコールを塗り始めた。
私がクソ!やっぱり手かと思った時には、手に痛み。小指と薬指の間に鈍いような激しいようなわけの分からない痛み。思わず声が漏れ、私は俯いて目を瞑り苦痛に耐える。
前回より明らかに痛い。医者は次々と私の拳に貼りを挿していく。気がついたら五本の針が私の拳に刺さっている。
医者が女に何か言ってるが、拳の奥の”鋭い鈍痛”と矛盾した形容詞でなければ表せない痛みで何も耳に入ってこない。
10分くらいそこらを歩いて来いと最後に言われたのは分かったが。外に出ると看護婦が針にお灸をぶっ刺して火をつけた。
外に出ようと入り口までいったが、風が強い。私は風の針が振動が伝わると想像すると外に出るなどという気は完全に失せた。しょうがなく待合室をウロウロ。小学生の女の子が私のその様を見て怯えていた。
そろそろ10分かと針を抜いてもらいに診察室の近くにいったら看護婦がちょっと横になって待ってくれという。私は女に靴を脱がしてもらいベッドのうつ伏せになる。
しばらくしてまた看護婦。医者がだいぶ痛そうなので特別になんかしてくれるという。
直ぐに医者が来て私の膝の裏とふくらはぎの裏に針を打ち始めた。多分合計10本くらい。一箇所だけまた痛みを感じ、私は声を上げた。女が20分くらいはこのままだという。クソったれ。
その20分の間に女が説明してくれた。痛めた腰のアタリの血管の汚れた血を抜いているのだという。私は見えないし何も感じないのだが今出血してるらしい。どす黒い血が。
小指と薬指の間の針が痛い。手の甲の一部が細くエクボの用に凹んでいる。ここ抜く時はまた痛いんだろうと考えると、抜いてほしんだか抜いてほしくないんだか。
20分後、唐突に医者が現れ、針をさっさと抜き始めた。そして唐突に右手に一瞬、神経をグリグリと何かされたような嫌な痛み。終わった。
一週間分の漢方薬も貰って700元。健康保険があればもう少し安いらしいが、漢方薬の量を考えると結構サービスしてくれたようだ。
効果は直ぐに出るから良い。前かがみになってもほとんど痛みは感じない。
医者が言うには、最大の原因は運動不足、背中の筋肉が硬くなってるのだ。私は帰りにジャージを買って明日の朝から運動することにした、

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