2013年3月5日火曜日

女を送り出して洗濯やら何やらを済ませて、コンビニへ行く無線LANを求めて。ケーブルテレビを解約したのでネットが使えないのだ。水曜日か木曜日に新し会社が設置に来てくれるらしいが。
昨日の就職会社に応募する会社用の自己アピールを書いて送る。
家に戻り、この家で唯一価値のある50インチのテレビ映画を見ながらダラダラ過ごす。
女が帰って来て一緒に飯を喰う。その時にふと女が、私の台湾でのこの家の生活がのんびりリラックス出来ていいでしょう、と言った。いどない。私にとっては、潔癖症の変人夫婦が住む窮屈な暮らしでしかない。変人夫婦は今は居ないが、その夫婦の受け入れがたい規則は残っている。
私は正直に女にその事を言った。自分の家で有るという感覚は一切ない、お前と一緒だから辛うじて我慢している。
女は私の言葉にショックを受けたようだが、理解してくれた。
夜、お母さんから電話。女が話し込んでいる。電話を切った女にどうだったと聞いてみた。
すると女が内容を教えてくれた。お母さんが今日全ての株券を金に変えてお母さんの口座に入れた。しかしその金額は兄には決して言わないこと。
私はなぜだと聞いた。兄貴は知っていも何ら問題のない事柄だ。母親から遺産を根こそぎもぎ取っていくような男ではないし、両親との関係も良好だ。
女が言うには、お母さんは入院してから全く金をだしてくれない兄貴に相当苛立っているらしい。加えて兄貴が一度も泊まりこみで親父さんの世話をしていないのにも怒っている。それで大金をもっていると兄貴にしれると、これから更に金を出してくれない、すると大事な老後の資金から出さざる得ない、これがお母さんは嫌なのだという。
私は兄貴夫婦は両親にマンションを買ってやっただろう、それだけでも十分じゃないかと女に言った。女はそのマンションは兄貴名義だから買ってやったとは違うという。さらにマンションを買うときにちょっと揉めたらしい。
女の両親は親父さんの調子が悪いのでエレベーター付きのマンションを買うように兄貴夫婦に頼んだ。兄貴夫婦が住むマンションに空き部屋があるのでそこが良いと。兄貴夫婦は一緒に住めばいいと言った。5部屋はあるし十分な広さだから私はまっとうな返答だと思う。
しかし女の両親は同居は兄貴夫婦に悪いので新しいマンションを買えという。買わないなら今住んでいるマンションを売り払って買うと兄貴夫婦に迫った。私はそっちのほうが兄貴夫婦に悪いだろうと思うが。
今住んでいるマンションは両親が相当苦労して買ったのを兄貴夫婦は知っているので、新しいマンションを兄貴夫婦は買ったのだ。
なるほど兄貴夫婦が金を出さないわけだ。私だって同じ立場なら出さない。しかも女の両親は金がない分けじゃないのだ。
私は女に兄貴夫婦に同情するといった。まったく心の底から同情する。
ちなみに親父さんはもう相当ヤバイらしい。最近は女もよく葬式の心配をしている。

0 件のコメント:

コメントを投稿