2013年1月13日日曜日

朝女に起こされる。今日は女の両親の新しいマンションの掃除を手伝わされる予定。予定。
女の両親は今住んでるマンションの他に3つほどマンションを持ってるらしい。
で、一番新しいマンションに近々引っ越す予定なので、そのマンションの部屋の大掃除をするので私も駆り出された。
その新しいマンションは築6年の高層マンションで、2階下には長男夫婦が住んでいてもうすぐ孫も生まれるのでそっちに住んだほうが便利がいい。中華的な文化圏の人たちは、子供を祖父母に預けて育てもらうとうのは普通によく聞く話なので、同じマンションなら好都合なんだろう。
掃除道具を積み込み出発。
マンションは12階で部屋数は居間、台所以外に三部屋に浴室兼トイレが2つ。こっちはメインの浴室兼トイレに加えて大体寝室にもう一個付いている。
部屋の中は前の住人が引っ越した後のままの状態。いろいろ細々したゴミも残っており、古いPCのモニターが床に転がっていた。
取り敢えず浴室兼トイレを掃除してと言われ、掃除開始。この両親はかなりの潔癖症なので徹底的にやらされる。アホみたいにバスタブをピカピカにして完了の報告をすると、バスタブは母親に掃除無くていいといわれる。
そして次の浴室兼トイレの掃除。こっちはメインで使われていたほうで、ばっちり汚れが残っている。何で私が知らん奴のクソがついた便器を磨きあげなあかんねんと、便器を磨きあげ、床も磨き上げる。
その後、昼飯の弁当を喰った20分かそこら以外はノンストップで掃除を続ける。気がついたら親父さんは早々に体調が悪いので、消えていた。
夕方くらいにそろそろ終わりかという時に親父さんが来る。声を掛けるが不機嫌そうに無視され、終ったのかと尋ねられる。私は態度ワルすぎやろと思いながらも、あと少しで終わると答えた。
親父さんとお母さんと長男が台湾語で(私にはわからない)で、いろいろ相談している。女に何をはしているのか聞くと浴室兼トイレの改造計画を話し合ってるという。
バスタブを取っ払って、洗面台を取り替えようという内容らしい。じゃもうそれ先やってから掃除せんと意味ねぇじゃねぇかと半ば呆れた。
親父さんはトイレについていたトイレットペーパーを設置する台が気に入らなかったらしく、ドライバーを出して外したりしている。が、改装するならそん時に綺麗に外してもらったらええやん、ボケとんかジジイと小声でつぶやく。
そんな相談も終わり、荷物を片付けさぁ帰ろうかという時に、親父さんが床の端っこに何かワックスの乾いたのがこびりついてると言い出しそこだけ掃除するハメになる。どうせまた改装後に掃除すんだからそん時でいいだろうがと思うが、やる。本当はどんだけ段取り悪いねんおっさん、お前仕事デキへんやろ!と小突き回してやりたいが、しょうが無い。
”親しき仲にも礼儀あり”これは日本人だけの考えだ。こっちの人間は身内になると途端にありがとうもすいませんも一切言わなくなる。
女もちょっとしたことでは、絶対に謝ったり礼を言ったりもしない。
今日だいぶ働かされたが、ねぎらいの言葉は長男の嫁がお疲れ様と言ってくれたくらいだ。
特に親父さんとかは機嫌悪そうなだけで、何の言葉もなし。まぁ身内に認められと思うかと無理やり納得する。が、親父さんは家にいる時にちょっとした事を手伝うと大げさにありがとうありがとうといってくれていたのに、今回は無言ということは、じゃあれは嫌味かなんかで言っていたのか?
私は大分、嫌ーな疲労感に包まれた。
そしてやっと鍵閉めて買えるという時に、お母さんが扉格子を指でなぞる、指先が真っ黒。扉をそうじしていたのは、女。掃除が足りん!みたいなことを言われている。
私は最後の最後に、みんなで気持ちよくお疲れ様でしたで終わったらいいじゃないの!とビンタしてやりたかったが、あまりの嫌ーな疲労感にもうどうでもよくなった。
家に帰りお母さんが晩飯の支度。
女が私にお母さんに疲れてるのに申し訳ないと言って来いというので、私は笑顔で疲れてんのにすいまえんねぇお母さんと声を掛けた。
お母さんは、こっちこそ恥ずかしくて申し訳ないという感じの事を盛んに言ってくれたが、ありがとうの言葉は絶対に出てこない。
今日もし機会があれば親父さんに結婚の話をする予定だったが、私にはもうその気力が残されといなかったので、早めに寝ると女にいったら、あんま早く寝たら両親がビックリするから両親より遅く寝てと言われ、私はキレた。何がやねんと。

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