2013年1月22日火曜日

朝、わたしは3時に目がさめたので、コンビニにおでんを食べいく。それから読書していたら朝。
女がやって来て、今日は休みをとったという。午後から親父さんを病院に連れいていくので、午前に結婚の事を調べ行こうという。
昨日の夜、片っ端から調べた結果、戸政事務所という機関が出てきた。どうも戸籍の管理は市役所がやってるのではなくてここがやってるらしい。サイトに結婚の資料などがあるので間違いない。
私たちは戸政事務所へ向かう。担当者に国際結婚の手続きを尋ねるとテンパる。テンパる。
奥に引っ込んで4,5人で相談しようそうしよう。女が何でわからないの?豚なの?とキレれる。
取り敢えず過去の日本人で国際結婚した前例を見つけ出して、やっと話しが見える。
必要な書類を持って二人ここに来れば結婚できる事が確認できた。
その際に”中国名”の話しが出てきた。外国人が結婚する場合、中国名を申請する。感じならなんでもいいので日本人ならそのままの名前を使える。が、だ。資料を見ると苗字も名前も私が自由に決められるらしい。資料の端っこに変な名前はつけるのは控えましょうとは書いてあったが。
担当者は姓を変えるのは子供が面倒になるので、やめたほうがいいと言う。後二回しか変えれませんからと付け加えた。
名前を変えるのが難しい日本人にはヨダレが出るような話だ。更にいえば自由に姓を変えるなど。変えるなど。
私は女に全部変えてみようかと言うと、絶対に許さないと答え、そんな適当につけたらお父さんが激怒すると付け加えた。
女は、「でも姓を私と同じにするか、今の姓で名前だけ中国ぽくするのはいいけど」と言う。
別の中国名を持つと、日本のパスポートは日本名で、台湾の身分証に書かれるのは全然違う名前とうのは、魅力的だ。意味は無いのだが。
午後女は病院に向かう。
私は再び交流協会へ向かう、昨日ついでに運転免許の関係の書類も申請していたのでそれを受け取り、一息ついたら病院に健康診断へ行く。
この健康診断はビザに必要な書類の一つだ。HIVや梅毒に感染した人間には発行されないのだ。
日本で受けると高いので台湾の病院で済ます。1900元だったので、日本に比べれば激安だろう。
家に帰るとまだみんな病院から戻ってきてないので、さきにシャワーを浴びる。
しばらくして三人が帰宅。親父さんは今のソファーにどっかり。そばに座りどのタイミングで話そうかと伺っていると、説教が始まった。
私が親父さんの台湾訛りの中国語が聞き取れないのを知っているので、親父さんは女にあとで話しとけと言っているが、半分ぐらいは分かった。
内容は、もっと家の事を手伝うもんだくらいから、私が就職したらどう働くべきかというものにまで及んだ。ざっくり言うと、もし九時に仕事が始まるのなら一時間前には会社に行って鍵を開けておき、社長をびっくりさせろみたいなことだった。時代錯誤などというレベルでなく私は失笑した。親父さんはきっと愛想笑いだとでも思っいるのだろうが。
その説教でタイミングを失う。女が飯喰った後にでもと言ってシャワーを浴び行った。
親父さんは上の階の食卓で梨喰うかと声かけてきたので、ハイと返事をした。
ナシを2つ3つ喰った所で、今言ってやろうふと思い。
私は親父さんに、今日、結婚の準備ができましたので、明日結婚しますがいいですか?と切り出した。
すると良い日取りを選ばねばならないと不機嫌そに返答。日本に帰らなきゃいけないし、チケット予約したし、早く申請しなけりゃならないでとまくし立てると、適当な日取りで結婚するのか?とちょっとキレ気味。ここまで強く言われたのは初めてだが、引くに引けないので申し訳ないがと明日じゃないとダメだと答える。
親父さんは、分かった分かったお前らで決めろ!と呆れた7割キレた割とう感じで居間に行ってしまった。その前にお母さんに台湾語で何かいったが、明日結婚すってよ!みたいなことだろう。
何にしろOKなのだからOKなのだ。なんせ日本人は思い立ったが吉日、敵を倒すには早いほうがいいてね!
女がシャワーから出てきたので報告すると、倒れそうだと一言。だがケツがづらせないのでしょうがないと納得させる。
晩飯時、親父さんとお母さんの空気が重い。お母さんも私に普段と違って何も話しかけないので、相当キレてんだろう。
しかし食事も中盤になると、明日の結婚の話しが出てくる。女がどうのこうのと説明している。空気は重いが話のトーンは普通だ。
電話。どうも長男の赤ちゃんが生まれるらしい、あと一時間で。女と母親が病院に直行。
私は晩飯の後片付けをして、ゴミを捨てに行く。女が出かける前に親父さんにもう一度謝っとけというので、折を見て、日取りを無視してすみませんでしたと最敬礼。
親父さんはもういい、もういい、君たちで決めればいいからと、まだちょいギレ。
しばらくするとまた電話。親父さんの表情が明るい。生まれたんだろう。
電話を切ると無事女の子が生まれた嬉しそう言った。これで今日の不機嫌チャラだな。
しばらくすると女と母親が帰ってきた。女が言うには、病院へ行く途中お母さんはキレて泣いていたそうだ。
私はもう今日何を言ってもしょうが無い。これから私達二人がしっかりやって行く事だけが彼らの歓心をかう唯一の方法だと女を諭して、今日のご機嫌取りに決着を付ける。
そしてまた問題発生。
婚姻届だ。当事者以外に証人として二人の20歳以上の人間のサインがいるのだ。
女は当初は親父さんとお母さんに頼む予定だったが、生年月日が書いてあるので不味い!といいだした。
女と私の生まれ年は相性が悪いので、私は一年サバ読んでいるのだ。じゃ私の知り合いに頼めばいいと言うと、二人に書かせないと激怒するだろうからどうしようと言う。
私は法律が変わってんだから、証人の欄なんかなかった事にすればいいと答え、女を納得させ、昔のルームメイトに連絡をとりサインを頼む。
私は中国名の事もまだ迷っていたので、親父さんに頼むのを少し躊躇していた。これは渡りに船、というより、神の啓示だろうと解釈することにし、女をどう説得するか考え始めた。

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