2013年1月19日土曜日

朝、女に起こされる。今日は原付の練習に行くと言っている。
親父さんが私に何回か台湾でも車と原付に乗れるようにしろと言われた。男が車を運転できないなんてというのが親父さんの考えだ。
私は大型の免許も持ってるがペーパーだ。車を運転する時間は人生の無駄だというのが私の考えだ。運転している時に本が読めないというのがその理由だ。移動しながらありとあらゆる事を体験できるのだ、ただ移動するだけのために時間を浪費するのは本当に無駄だ。
この一家は長男を除いて本とか一切読まないようなので、私の考えはさっぱり理解できないだろう。わずかに読んでる本も健康の本ばかりだ。
まぁしょうが無いので原付の練習を始めた。原付にはもともと乗れるので、正確に言うと台湾の交通事情に慣れる練習だ。
台湾は右側通行でアホみたいに原付の数が多くて運転が荒い。原付には二人乗りOKで、制限速度は車と同じだ。
原付の数は日本の自転車より多いかもしれない、だから巻き込み防止のためだろうが、停止線は車用とバイク用の二種類あり、バイクの停止線は車の停止線の前に引かれている。それでも数が多すぎてその停止線で止まっていたら危ないと停止線は誰も守ってない。
あと日本と大きく違うのは、タイヤがついてるのは何でも車道を走ってる。それが自転車だろうが電動車椅子だろがリヤカーだろうが何でもだ。
これは台湾の歩道が段差だらけで、本当に歩行者専用だからしょうが無い。
大体一日練習して家に帰る。女に今日夜話そうかというと、親父さんが体調が大分悪いのでやめようという。
もうそんなことを言って二週間は経つ。そんな事言ってたら永久に言えないだろうと私は女に言った。
女は結局、明日昼飯を食った後にでも話すことに同意した。

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